damegakusei's diary

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バイオリン 始めて2ヶ月のメモ

バイオリンの曲、音色が好きで興味がありえいやと始めた。いままでよりも詳しく知るためには、実際にやらねばわからないため知的好奇心が動機ではあるが、自分で憧れの作曲家の曲が弾けたらもう最高だろう・・・。

良い先生にも出会えモチベは高天井である。始めて2ヶ月にしてはだいぶ上達したと思うので、ひとまずメモ。

 

バイオリンは左手と右手を協同させて演奏する楽器だ。しかし、サックスなどの管弦楽と違い、それぞれが別種の動きをする。左手は肘から先、右手は背中から先を使う。想像よりも上半身の多くを使うため運動について大いに気を配る必要があった。

まず初心者の段階では、右手の習得が重要になるようだ。バイオリンは脱力が大切とあらゆる媒体で語られることであるが、当然全く力を使わずに弾くことはできない。適切な筋肉に適切な力を加える必要があり複雑な協調運動を行う。まず第一に一番大きな力、動きが発生するのは肩甲骨の前後「肩甲下筋」及び「棘下筋」の2つだ。比較的大きな筋肉のため、ダイナミックな動きができる。肩から先を使ってしまうと肘関節の伸び縮みが大きくなり、音色は悪く故障の原因になる。この筋肉を意図的に使う感覚を得るため、自分は一度腕を垂直に伸ばしている。※

肩は上下に動かし移弦のために使用する。それ以外には使用しないため、肩を伸ばす縮めるといった運動はしない。上腕もまた力を込めることはしない。肘に

肘の曲げ伸ばしも重要であるのだが、肩甲骨の動きに追従させる副の役割だ。弓元、弓先を使用する場合や素早い動きのため、柔軟に動かす必要がある。繰り返すが肩元の動きが主になるため肘は小さな運動に留めなくてはいけない。

前腕もまた力を込めない。手首に力が入ると前腕に力が入るため、固くなった場合は手首を見直す必要がある

手首は柔軟に動かすが、私は故障してしまった。左右にふるのではなく前後に押し引きの動きを主にする。

指は人差し指と親指以外に力は入れない。それ以外は添えるだけ、小指はそれ以外の4本を支えるため多少力が必要だ。人差し指と親指のちからは第1関節から先のみに入る。伸筋と屈筋の2つがあるが伸筋のみを使うようにする。

長い、

ヴァイオリンを弾くための 身体の作り方・使い方 基礎編 | 柏木 真樹 |本 | 通販 | Amazon

ここまで上の本を読んだほうがいい。

 

結局バイオリンの音は弦をいかに振動させるかにかかっている。奏者がその技術によってコントロールするのは、左手のフィンガリングと右手のボーイングに収束する。このうち左手は弦を押え離すこと。右手は弓という道具を介すため、弦に対する弓の力、速度、場所のコントロールの3要素に分かれる。(毛の使いかたもあるがひとまず無視、より繊細な音を作るためには必要だが)

これらの要素が完璧に調和してなければバイオリンの音色は成立しない。どれか一つでも間違っていれば、耳障りな音になる。そのうえ4本の弦はどれもが異なった要素を要求し、音高によってもそれは変わる。左手が弦を押さえる力は過剰であっても(故障の原因になるが)構わない。まずは左手をしっかり押さえること。

弓の力は腕と指の重みをかけるという感覚、力をかけて押さえないように注意する。重みを十二分に加えるため、肩甲骨から運動させる必要がある。低音弦は太いため力を加えること。音高が高くなっても傾向は変わらないが、かける力は小さくする。

速度は楽譜の指示によるところが大きいが、遅ければその分力を加え、早ければその分力を抜く。

弦のサウンディングポイントは低音弦になるにつれ指板よりになっていく。だが音高が高くなればその分駒寄りになる。

練習での試行錯誤のみが習得の手立。たが、要素が複雑なため闇雲に行うのではなく一つ一つ確認をしながら問題を切り分け習得していく。良い師と本人の積極的な行動が技術の向上を早める。