damegakusei's diary

21歳フリーターレンタルビデオ店でテキトーこいてる  コンテンツ、日々の生活

まどマギ感想

ネタばれありで

 

 

 

 

 観終わったあとの感想は正直「腹立たしい」だった。けど今は納得してるし、レベルの高い作品だったと思ってる。この変遷が自分でも意外なほどだった。

 アニメ本編の時も同じようにとてもイライラした。その理由はハッピーエンドでも、バットエンドでもなかったからだ。皆中途半端にしか救われず幕は切れた。映画も同じだった。ほむら以外はともかく、ほむらも本当に救われたとは言い難い。諦めることも叶わず達成したとも言えず、生殺しのまま終わってしまう事に自分は許せなかった。キャラが不当に扱われているとさえ思えた。

 だが、この作品はほむらを深い所まで表現しきっている。キャラの魅力はこれ以上にないほどに大きくなったと言えるだろう。それならば、キャラが不当に扱われていると言うのはおかしい。ではなぜ大変丁寧に描かれているのに、彼女の努力は実を結ばずまた絶望と希望を繰り返すことになるのか。

 こういう前提だからとしか言いようがない。受け入れられないのなら3話か9話で視聴を止めるべきなのだ。まどマギはこういうお話でもうどうしようもない。彼女らが真に友人を思って行動した結果はこれ以外にはもうない。行動には全て説明ができる理由がある。

 納得したその次に思ったのは他人の感想が聞きたいという事だった。この時すごい映画だった、と理解できた。他人の感想を求めさせる作品はそうあるものではない。解釈の幅があって懐の広いものでなければこうならない。そして感じた心を動かす力はとても大きかった。どうでもよかったらここまで腹立たしくもならない。

 序盤の茶番パートは本当に見ていられないぐらいいじらしかったし、魔女化後のシーンではほむらを救わないでくれと叫びだしたかった。そうだ十分に感動していた。

 最終的に手のひらで踊らされていたような気がする。

 

 

 

 もう救われるためには、ほむらとまどかが心中する以外にないと思うんだ。本当にハッピーエンドかあやしいけど、最善なのではないか。

QBのわけがわからないよは聞くたびにこれ

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  が浮かぶので笑う。

 序盤はかなりクスクス笑ってた。マミさんの必殺技には笑うし、仁美ちゃん面白いしガンカタは反則。

 観ている最中の心のザワツキがすごかったので又観に行きたいです。

 いままでマミさん豆腐メンタルかわいいだったけど、ほむらちゃんかなり好きになりました。