damegakusei's diary

21歳フリーターレンタルビデオ店でテキトーこいてる  コンテンツ、日々の生活

マッドマックス観ました(ネタばれ無し)

 絶賛公開中のマッドマックス怒りのデスロードを観た。最近、自分こまっしゃくれてきて、俺こういうバイオレンスなのはなぁ…、面白そうだけどいいかな。なーんて生ぬるいことを考えていた。しかし、観た人観た人みんな映画の世界観にどっぷり浸かれている。ちょっと嫌なこともあったし、気分転換がてら観に行こうと思った次第だ。

 結論から言うと、確実に今後お薦め映画の常連になる。絶対になる。まず温度が違う。完全に突き抜けた世界観。これはマッドマックス唯一無二だ。ディズニーランドがほかの遊園地と代えが効かないように、この映画体験はマッドマックスにしかない。

 どんよりとしたロサンゼルスと「強力わかもと」の看板、あそこに行くためにブレードランナーを観る。この現実は仮想世界で本当は地下深く機械の軍団と戦っている。最後の都市ザイオンへと赴きエージェントと闘うためマトリックスを観る。こういう楽しみ方が私はできた。

 

 世界観という言葉を使ったけれど、美術設定を筆頭に彼らの行動や台詞から意思がビンビン伝わってくる。劇中興を削ぐ観客向けの説明は一つもない。彼らにとって当たり前の世界が画面のなかに120%再現されている。そう、言い方を変えればドキュメンタリーなのだ。未来の出来事を映像に収めたドキュメンタリーである。

 出てくる車は全部手作りで、実際の砂漠で撮影している。スタッフの並々ならぬ情熱がある。だから全て合理的でおかしな点は一切ない。

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(http://cinetri.jp/news/madmax_car/)より

 

 たとえばこれ、車になんで除雪用のスカートがついているのか最初は不思議だった。かっこいいし威圧感なのかと最初は思ったのだけれども違う。こいつは実に有用な働きをする。ネタばれになるので説明はできないがちゃんと理由がある。

 予告編で主人公を追いかける真っ白のハゲがいる。最初は面食らうはずだ。なんなのだこいつらは…と。だが観ているうちに、彼らが生まれてから死ぬまでどんな暮らしをするのか、それは必然的に理解できるだろう。

 

 僕が言いたいのは。この世界観を体験し共感するのは今が一番ということだ。4dxは少なくなったが3dはまだやっている。dvdも良いが暴力的な迫力が映画館にはある。今が一番簡単に観れる。だから行け、映画館に今すぐ。今日のチケットを取れ。

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dvdが出たら絶叫オフしような。