damegakusei's diary

21歳フリーターレンタルビデオ店でテキトーこいてる  コンテンツ、日々の生活

www.pixiv.net

 twitterで流れてたメンヘラ女の子が風俗に行く漫画。読んだのだけれど「あああああああ」という感じ(なんの説明にもなっていない)。

 お店の紹介とかじゃなくて、心の経過が漫画になっています。これに共感して「あああああああ」ってなる。

 予約もしてないのにめちゃくちゃ楽しくなるあたりがものすごくよくわかる。その後の「何を求めているかわからぬまま足りなさと渇望だけが有った日々」 これが心にいちばん来る。

 私の場合求めているものは常にわかっていた。けれども、ずっとそれはみつかっていない。風俗にもなかった。足りなさと渇望はずっとそばに一緒にいる。

 彼女は欲求が欲しくて、それが手に入り欲求も叶えられそうですこしうらやましい。これからよりよい生活ができるようになるのか、展開がきになります。


 追記9月6日  最終話読んだ。そうなんだよな、コミュニケーション自体というか心を明け渡せられる人が欲しい。風俗は金でそうしてくれるけど、あくまで契約だし通うのには経済的な負担がやばい。

 

イグジステンズを観ました

 デッドゾーン見て、監督つながりで見ました。

 めっちゃ不安になりますねこれ。こわいというよりも忍び寄る恐怖です。話がどんどんわけわからん方向にすすんでいくし、オチも結局どうなったかわからないまま終わるし。

 ヴァーチャリアリティの入れ子構造がテーマというか、そういう話なのですが美術設定が不気味さを維持しつつ、最後のわけわからんところと足して不安をあおります。

 本編中はほんとうに全く説明がないので、見ようと思ってみないと途中でやめてしまうかも。センスオブワンダーな映画でした。

 

 書いててすごく不安。まじ怖いぞ。

発達を使った就職活動について

 現状報告も含めて発達障害をどうやって就職活動に結びつけるのか書きます。まずは医者に行き始めたところから順番に記していきます。

 15/05初旬 地元のクリニックに受診。3か月毎に気分の落ち込みがあって、4月がめっちゃ辛かったので受診。3年ぐらい前から自覚が有り行こうとは思ってたが半月我慢すればよくなるので、元気になった時にはめんどくさくなってた。そこで先生から発達じゃない?と言われ診断をもらうことを勧められる。欝に関してはもう元気だったので薬とかもなかった。この段階で自分の特性を明らかにして就職に臨もうと思っていた。したいこととか将来の目標に全く目処がたたなかったので、どう就職活動すればいいかもわからなかった。

 15/06初旬 他院で受診、前回から1月ほど経っている。今診断をもらえるところはどこも予約が大変だった。ライブチケットみたいに1月分の予約を電話で受けるところがあったのだが、受付日1時間電話かけっぱなしでつながらず、そのまま予約終了になって愕然とした。早め早めの行動をお薦めする。診断内容は母子手帳や通信簿から特性の確認と話し合いだった。その後知能検査と性格診断の予約をいれた。

 15/06終旬 検査結果が出た。その結果と先生の診断から「特定不能の広汎性発達障害」の病名が下った。

 15/07初旬 ハロワと区役所に電話をかけた。就職活動にあたって行政のサポートは全部利用しようと思い問い合わせをした。まず分かったこととして東京都が行っている自立支援がある。これは通院の診察代と薬代が1割負担になるというもの。この申請に必要な物を確認しに福祉センターへ行った。また区が設置している就労移行支援の情報をゲット。精神障害や身体・知的等を持つ人向けの訓練所だ。正直やることのレベルは高くない、しかし就労後に困ったことがあれば職員の方が関係改善のため、職場に赴いて説明等をしてくれるとのこと。自治体によってちがうかもしれない。

      ハローワークにも電話をかけて発達の支援をしてくれるサービスを問い合わせた。専門の職員の方がいるらしくアポを取り訪問。この方が非常に親身でとても助かっている。自分の病名やどういった職場がいいか相談した。実際に求人票をとり後日応募をした。先ほど挙げた就労移行支援だが、これは民間が行っている事業所もある。kaienという発達専門の事業所を紹介されたので説明会に参加した。まだ実際に利用していないのでなんとも言えないが、一人一人に合わせた就職をサポートしてくれそうだ。

 ここまでが時系列にまとめた現在までの経緯。面接も一度おこない自分が進みたい道が見えてきた気がする。私は現在一般枠で応募しているが、そうでない就職方法もある。それは、障害者手帳を取得し障害者枠での就労だ。手帳を取得するためには6ヵ月の通院が必要になるので、私の場合まだ時間がかかる。どちらがいいか一概に言い切ることはできない。手帳による支援は大きいが、キャリアについてはしっかりと考える必要がある。kaienさんでは障害者枠でも額面20万円が平均の給与になっていて、職場の環境を協力し改善しているそうだ。また障害者枠はなかなか定着しないため、続ける意思さえあれば辞めさせられるといったこともないらしい。

 現在一般での応募を続けているが、どちらがいいかはこれからも考えていこうと思う。

インサイドヘッド 感想とエロ同人

 予想通り良かったが最初の感想。自分の感情との向き合い方に悩む人におすすめ。

 成長に伴う感情の複雑化とか、幼年期との別れがメインに描かれている。気のきいた感想が浮かばなのでこれ以上はなし。

 

 

 本題 インサイドヘッドの同人が読みたい。(多分にアダルトなのでご注意を)

 

 思春期を迎えたライリーが性感に目覚めて、最終的にキメセクにハマっちゃって感情が死ぬエロ同人が読みたい。そもそもディズニーなので色々あれだし、書く人がいなくて今から絶望している。主人公の育った環境がよく感情も真っ直ぐ成長しているので、心が折れたら最高だよな。

 導入はこすったら気持ちよくて、頭の中に裸のねーちゃん(性感)が来てヨロコビとヒーハーする。ネットで調べて自慰にハマっちゃうまでが前篇。日常でも頭のなかは家帰ってヤルことばっか。その後あこがれの先輩に誘われるままキメセクにはまり、家族の島とかを破壊しまくり、クスリがないと感情が動かないようになってしまい…

 絵が描けないので自給自足もできない。頭の中にうっすらネームがあるぐらいには読みたい。

  もし書く予定の方が全力で応援します。

マッドマックス 考察

 結局3回見た 最高、最高だよ。最高だぜ。色々考えたのでまとめる。

 

 自分はこれを自己犠牲のお話だと考えます。まずは主人公マックスを掘り下げる。彼は前日譚において劇中でてくる女の子を救えなかった。英語なのでちゃんと読めてないから、あんまり理解してないのだけれど、これを期に「生者からも亡者からも逃げている」状態にある。中盤まで彼が求めるのは奪われた持ち物だ。車やジャケットがそれ。手に入れてうまく逃げおおせればそれでオッケー。自分が一番大事であとは無視。「生きろ(サバイブ)」と本能が告げるままに生きている。

 もうひとつ、最初の独白がある、「狂っているのは俺か、世界か?」。あの世界は弱肉強食。自分本位に生きるのが当然だ。幻覚を観てしまう彼は確かに狂っているが、生き方考え方自体は、ごく普通だ。なのに世界も狂っているのでは?と彼は思っている。幻覚だけでなく、自分の生きざまとそれが常識になってしまった世界を彼は疑っている。つまり、彼は他人の為になにかを成すべきだとまだ思い続けている。人々を救えなかった罪悪感に苛まれながらもだ。

 これが自己犠牲(彼にとっては罪滅ぼし)という形でフェリオサと共闘していくことになる。劇中彼が変化するシーンが5つある。1つはマスクを外すところ。次はサムズアップするところ。3つ目は泥地で単独将軍を倒しにゆくところ。4つ目は地図を渡すところ。最後に輸血するところだ。

 マスクのシーンはよくわからん。顔見せと観客のストレスを取り除くシーンということはわかる。どちからかというとフェリオサとの会話に注目すべきだろう。彼は名を教えず、スプレンディドをいざというとき人質にとれるようしている。弱肉強食の掟に従って行動している。

 サムズアップのシーン。トムハーディーの感情を他者に伝えられない演技が最高に輝いている。喜びを言いたいが言えない、口だけがモゴモゴ動いてハンドサイン。その直後目の前で彼女が死んでしまうが淡々と事実だけしか伝えない。この落差が、感情を殺し正常なコミュニケーションが取れない彼の苦悩を、すごくよくあらわしている。

 そして泥地のシーンだ。まずフィリオサに身体を貸すシーンが入り、木にワイヤーウィンチをつなげた後、単独敵を撃破しに行く。「帰ってこなかったら先に行け」と言い残し。弱肉強食の掟に背いて彼は自己犠牲の精神から行動する。フィリオサやナックス(に聞こえる)との共闘を通じ信頼が芽生えたのだ。

 地図のシーン。団体行動を拒否し単独で生きていくことを一度は選択するが、幻覚に導かれるよう彼女らの元に赴き説得をする。「希望を持つな」という台詞が印象的だ。

 他人がどうでもよかったら幻覚に苦しめなどされない。絶対助けよう、全力で救うと、そう決心し失敗したのだ。

 すこし横道にそれてフェリオサについて考える。彼女は今までに何度も何度も脱走し、そのたび失敗してきた。何回失敗しても希望を捨てなかった。だが今度は他の女まで連れて脱走を決行している。勿論ウォータンクの有る無しは大きいだろうが、確実に足手まといだ。この点をマックスは尋ねる、その返答が「希望に賭けた」だ。自己犠牲という希望に彼女は賭けた。そう解釈することもできると思う。

 元に戻る。きっと彼も同じ自己犠牲という希望に賭けていたのだと思う。一人でも生きて行ける人間にきっと必要なのは、生きるための理由だ。自らの力で物資を調達できる人間はそれをするだけの目的が必要だ。ただ生きるだけなら容易い、だがあの世界で自立し生き続けるのは大きな困難を伴う。そのうえで彼の本能は囁く「生きろ」と。それは自らの為ではない、他者のために自らの生を使えという意味だと私は考える。

 彼は「希望を持つな」というが、実際彼女に伝えたのはより現実的な希望だ。行きつく先になにが有るかもわからない、目的地があやふやな旅は殆ど放浪だ。ここで彼は逃げることをやめる。生者と向き合ったのだ。

 最後の輸血のシーン。注目したいのは、名前を伝えるところだ。死にゆくフェリオと関係を結ぶ。上手く考えがまとまらないけど、コミュニケーション不全の男がしっかりと名前を告げられたのだ。とても大きい意味がある。(すごい投げやり…)

 

 マックスの自己犠牲だけで結構書いてしまった。女たちの自己犠牲とかナックスの自己犠牲とか。あるけど書ききれない。他者のために成せ、失敗しても何度でも、というテーマを私は感じた。

 twitter 投稿は今やってないのですが、ちょいちょい観てます。たまにfavも付けてる。今日ダラーっと眺めてたんですけど、法案のあれでrtがすごくて。 俺のtlで自民vs民主が再現されていてなかなか楽しい。

 政治的スタンスを語れるほど知らないし、炎上が怖いから特になんか言おうとも思わないのですが。意思と意思のぶつかり合いはなかなか面白いなと。国策に関しては今後何十年というスパンのはず。誰一人正確な影響なんて予想できないはずなんですけど、目の前で犯罪がなされているぐらいにいきり立っている人のモチベーションが不思議です。その人の何がそこまでつき動かすのか。

 駅前で集団的自衛権反対の署名を募っている人たちがいました。旗には「今後戦争へと子どもを送らないために」と。そのチラシを配ってるのは60ぐらいの年配の方々。彼らの生活に集団的自衛権はどれほど影響してくるのか、私は不思議でした。もし戦争がおこるとしてもすぐじゃないし、ほぼ確実に彼らは戦場にいかないはず。なにがそんなに嫌なのか理解できない。

 政治家の人格を攻撃する人もおおいですが、あれもよくわからん。悪魔の化身みたいな言い方をしていますが多分そうじゃないし。少なくとも人の子であることは確か。

 

 運動をなさってる方それぞれ皆、国を良くする理想のために行動なさってると思うのですが、それが真向に分かれて人格まで攻撃するのはよくわかんないな。と思った次第です。

マッドマックス観ました(ネタばれ無し)

 絶賛公開中のマッドマックス怒りのデスロードを観た。最近、自分こまっしゃくれてきて、俺こういうバイオレンスなのはなぁ…、面白そうだけどいいかな。なーんて生ぬるいことを考えていた。しかし、観た人観た人みんな映画の世界観にどっぷり浸かれている。ちょっと嫌なこともあったし、気分転換がてら観に行こうと思った次第だ。

 結論から言うと、確実に今後お薦め映画の常連になる。絶対になる。まず温度が違う。完全に突き抜けた世界観。これはマッドマックス唯一無二だ。ディズニーランドがほかの遊園地と代えが効かないように、この映画体験はマッドマックスにしかない。

 どんよりとしたロサンゼルスと「強力わかもと」の看板、あそこに行くためにブレードランナーを観る。この現実は仮想世界で本当は地下深く機械の軍団と戦っている。最後の都市ザイオンへと赴きエージェントと闘うためマトリックスを観る。こういう楽しみ方が私はできた。

 

 世界観という言葉を使ったけれど、美術設定を筆頭に彼らの行動や台詞から意思がビンビン伝わってくる。劇中興を削ぐ観客向けの説明は一つもない。彼らにとって当たり前の世界が画面のなかに120%再現されている。そう、言い方を変えればドキュメンタリーなのだ。未来の出来事を映像に収めたドキュメンタリーである。

 出てくる車は全部手作りで、実際の砂漠で撮影している。スタッフの並々ならぬ情熱がある。だから全て合理的でおかしな点は一切ない。

f:id:damegakusei:20150707134036j:plain

 

(http://cinetri.jp/news/madmax_car/)より

 

 たとえばこれ、車になんで除雪用のスカートがついているのか最初は不思議だった。かっこいいし威圧感なのかと最初は思ったのだけれども違う。こいつは実に有用な働きをする。ネタばれになるので説明はできないがちゃんと理由がある。

 予告編で主人公を追いかける真っ白のハゲがいる。最初は面食らうはずだ。なんなのだこいつらは…と。だが観ているうちに、彼らが生まれてから死ぬまでどんな暮らしをするのか、それは必然的に理解できるだろう。

 

 僕が言いたいのは。この世界観を体験し共感するのは今が一番ということだ。4dxは少なくなったが3dはまだやっている。dvdも良いが暴力的な迫力が映画館にはある。今が一番簡単に観れる。だから行け、映画館に今すぐ。今日のチケットを取れ。

f:id:damegakusei:20150707135425j:plain

 

dvdが出たら絶叫オフしような。